田中のバイク歴

17歳からバイクに乗り始め、現在に至るまでの田中のバイク歴をご紹介いたします。
10年ちょっとで、もう20台になってしまいましたが、いずれも思い出深いものばかりです。
たぶん、バイク買ってなかったら、今頃家が建ってますね。
個人的な備忘録の意味もあったりして。


■ JOG
バアさんが原付を買い換えたためにお下がりでもらったバイク。
当然初めて乗ったバイクだったため、アクセルをいきなり開けてひっくり返るのはお約束である。
ただ、ひっくり返ったにもかかわらず、その時「これだ!」というような、閃くものがあった。

そして、思い立ったらすぐ行動、とばかりに3日後に原付の免許を取りに行ったが、
ほとんど勉強していなかったために落ち、一緒に取りに行った友人に散々馬鹿にされる。

人生の汚点を作ったバイク。


■ NSR50
JOGが半年ほどで不動になったので、親父のツテで格安に手に入れた。
確かミッション車が欲しくて適当なのを探してもらったのだが、何もこんな因縁のあるバイクを選ばんでも。

このバイクで偶然通りかかった大垂水峠で、走り屋に初めて出会い、そのコーナリングスピードに驚く。
帰りに本屋でバリバリマシンを買っていたのは言うまでもない。

ヒザ擦り、ウィリー、ジャックナイフ、コマ、メット擦り等、走り屋の基本技を次々とマスターし、行き着くところまで行っちゃったところで、峠で激しく転倒。
壁に激突してガソリンが漏れ、上手い具合に引火。人生最初で最後の爆発炎上を体験する。

今ごろその残骸がなんとかロードの崖下に転がってることだろう。


■ 90FZR250
大きなバイクなら爆発炎上はないだろう、とワケのわからん理屈で中免を取って買ったのが、このバイク。
コミコミで30万だったと思うが、当時高校生だった俺にそんな資金源があるわけもなく、孫に甘いバアさんに借りた。しかもまだ返してない。ごめん。バアさん。

この時期から、後のホームコースとなる椿ラインを走り始め、結構なバンク角で色々な部品をガリガリ言わせながら攻めまくっていたように思う。
初心者から中級者くらいのライダーによくある「バンク角依存症」なんだけどね。

さらにこのバイクは、あまり評判のよろしくないお店で買い、後にその店が潰れてしまったため、よく壊れるにも関わらず、修理はほぼすべて自分の手でやらにゃならん状態だった。
おかげさまでメンテナンスは色々できるようになったけど。

最後は、峠で転倒してフレームが割れてしまい、一発廃車。
あちこちガタが出てたけど、がんばって直して乗り易いバイクになってただけに、残念。


■ 89FZR1000
椿ラインの上りでビックバイクに負けるのがどうしても許せず、限定解除して購入したのがこのバイク。バイク屋でコミコミ50万くらいだったかな?
相変わらず資金源はバアさんだが、このときの借金は完済している。

しかし、その頃の俺の腕では150PS近いパワーと200kg以上の車重ををまったく使いこなせず、ヒザ擦りなどは夢のまた夢、単なる直線番長と化す。
あと、ウィリーしながらホイルスピンしたりするので、タンデムしてた友達を落っことしたりした。

直線だけはムチャクチャ速いので、主に首都高などをブイブイ言わせていたが、湾岸線をメーター280Kmで走行中、いきなり車線変更してきたCRXに追突しそうになり、この上ない恐怖を覚えたので、首都高はそれっきりやめた。
あと、ツーリングで国道を走ってたら、脇道から「止まれ」と書いた逆三角形の旗を持った人が出てきて、半年ほどバイクに乗れなくなってしまった。

ついでにバイク自体も保管中に盗まれてしまって大ショック。


■ 92NSR250SP
FZR1000が盗まれて凹んでた時期に、走り屋のツテで購入したバイク。
片目耐久アッパーが装着され、Jhaカラーに塗られた、いわゆるひとつの典型的走り屋仕様。
プリロードとか減衰がすべて「最強」になってた上、フォークの突き出しが2cmくらいあったので、まず標準に戻したように記憶している。
この頃からけっこうセッティングとかにご執心だったのかもしれない。

また、この頃が最もイケイケだったような気がする。毎週椿ラインに通ってたし、バリバリマシンで赤ゼッケンとかもらったりもした。
最終的に、椿ラインの常連とガチンコでバトルできるくらいまでに腕を上げていったが、転倒が相次ぎ、頭を強く打って3日ほど記憶喪失になってしまったりもした。(怪我はしてないけど)

転倒の際のマシンのダメージでしばらく乗れなくなり、ちょうどその頃免停を食らったりもしていたので、
部品取り車として格安で引き取られていった。思えば惜しいことしたなあ。


■ 95STEED600
親父がハーレーを買ったので、お下がりにもらったバイク。
免許が復活したにも関わらず、乗れるバイクがないのを憐れんだらしい。
おかげで、いきなりヘンな方向に目覚める。

大学生でヒマだったこともあり、このバイクではいろいろなところへ行った。
四国、九州、北海道、あとどこだっけ? とにかくツーリングしまくっていたように記憶している。
横浜から岡山まで、ノンストップで下道を27時間走ったこともあったっけ。
今思えば、バカとしかいいようがない。

ただ、こんなバイクに乗っていても走り屋の魂は失われてはおらず、
たまに椿ラインに出かけては、なりたてホヤホヤの走り屋を追いかけてみたりもした。
こんなのに煽られるのは、最悪だと思う。


■ 89FZR1000
盗まれたFZR1000が2年ほどして出てきたので、喜び勇んで乗り換えた。
ちょっとの間、椿ラインの上りをブイブイ言わせていたがすぐさまスピード違反で免停をくらい、凹んで売却する。

つくづく馬力のあるバイクとは縁がない。


■ R1-Z
免許が戻ってきたのにバイクがないというのもアレなので、友人から5万で買ったバイク。
かなりのボロだったので、がんばって直したが、これまた盗まれてしまい、またボロになって帰ってきた。

さすがに今度は直す気がなく、これまた部品取り車として売却。


■ GSF1200
初めて新車で買ったバイク。
嬉しくて、3日に1回は磨いてた。

学生の分際でBEETのチタンRやWPのリアサス、その他もろもろをを惜しげもなく突っ込み、ROAD RIDER誌に掲載されてもおかしくないくらいまでにはなった。
ちなみにタンクとシートカウルを黄色く塗っていたため、虫さんにも好まれた。

しかし、ただでさえパワフルなGSFがさらにパワーアップしていたため、時たまそのパワーが誤った方向に炸裂してしまったりもした。
ヘアピンからの立ち上がりでウィリーしたり、雨の日3速100Kmからホイールスピンしたり。
その無駄さが楽しかったんだけど。

だが、とある日、通勤途中にその無駄なパワーが予想以上に炸裂。結果、高々とウィリーした挙句にバク転。
横に叩きつけられ、マウントが曲がってエンジンが横に5cmくらいずれた。もちろん一発廃車。
購入後半年ほどしか経ってなかったので、後に残ったのは2年のローンだけだった。

俺のバイク人生の中で、最も凹んでたのがこの時期だろう。


■ BROS650
日常の足がなかったので、GSFの部品を売り、その金で買ったバイク。

妥協に妥協を重ねて買ったのだが、思ったよりずっとエンジンの出来がよくて、ツインのフィールが面白く、峠やツーリングに色々出かけてみたりした。

ただ、足回りはやはりイマイチで、車重がけっこう重いこともあって、峠ではかなり苦労する。
ハンドリングにもクセがあり、攻めるバイクではないと感じた。

その後、NSRを買ったので、個人売買で処分。


■ 92NSR250SP
会社の先輩の家で腐ってたのを、15万で買ってきた。超お買い得だったと思う。
これまで苦労してきたのが嘘のように峠が走りやすく、改めてNSRの偉大さに感動した。
おそらくこの頃、椿ラインで最速クラスだったんじゃないかと思う。流して走っても、追いついてくる人間はいなかった。

あまりにNSRが速すぎて、峠ではたまにしかバトルにならなくなってしまったため、新たな敵を求め、突然安全運転講習なるものに参加してみたりもした。
ただ、セパハン状態で挑んだ初回ですら上級クラスの上位に食い込んでいた上、アップハン仕様に改造して臨むとあっさりトップに立ってしまい、ついでに一部の講習会屋から妙な妬みまで買ってつまらなくなったので、「俺より速い奴に会いに行く」とかいいつつジムカーナに転向した。

で、現在までにエンジンが焼きついたり(2回)、リアサスがぶっ壊れたり(2回)、紆余曲折を経ながらも、
現在の仕様 (CB400SF用トップブリッジ=アップハン、OHLINSリアサス、バックステップ、メーカー不明チャンバー等々)に至っている。
1年でB級、2年目でA級という、けっこうすごい成績を残せたのも、このNSRの性能によるところが大きい。

軽量で、かつハンドリングがきわめて素直で、2ストの分際で低速トルクも必要にして十分。
元がSPレース目的で開発されたこともあって、サスペンションの性能も非常によい。
俺も色々いじったが、ノーマルの状態が一番バランスがいいみたいで、結局ノーマルに戻るようだ。

2003年度まではこれで戦ったが、DR-Zへの乗り換えにより、売却。
いろいろパーツをつけて12万円だったが、オーリンズだけは別に売れば結構な金になることに気づき、悔し涙にくれた。


■ XJR1200
行きつけのバイク屋で一目惚れして買った。
50万もの買い物を30秒で決めてしまう自分の性格はちょっとどうかと思ったが、昔からカッコいいと思ってた、いや、昔から欲しかったバイクだからいいんだよ!と、自分を無理やり納得させた。

とりあえず社会人になってゼニがそこそこあったので、マフラーやらリアサスやらキャブやらを取り換えてハッタリを利かせ、加えて背中にイナヅマの入った皮ジャンなどを着てブイブイ言わせていたので白バイのお巡りさんからはだいぶ目をつけられたが、俺の方も相当賢くなっており、捕まることはなかった。

乗りやすい上にパワーが「使える」バイクだったが、その頃は電車通勤のほうが便利だった上、かなり重くて乗り出すまでが非常に面倒なので、次第に疎遠になっていってしまった。
また、ジムカーナを本格的に始めたため、トランポが欲しくなり、免許費用と車代にするため、ヤフオクにて売却。今頃どうなってるのかなあ。


■ RG50ガンマ
友人のツテがあり、タダでもらう。
ピストンが完全にスティック(固着)していたのをなんとか直し、しばらく通勤用に使っていたが、必死こいてエンジンを回さないと走らないため、駅まで行くのにも疲れてしまう始末。よって、次第に乗らなくなり、放置。

気づいたら色々部品が盗まれており、最後には放置車両と思われたのか、いつのまにか廃棄物業者に回収されていた、憐れなバイク。
ホントはミニバイクレースやりたかったんだけどなあ。


■ タウンエースバンGL
免許を取って、初めて買ったクルマ。
初めて買うクルマがトランポなんてどうかしてる、などと言われたが、俺はそのためにわざわざ免許を取ったようなものなので、どうでもよかった。

ディーゼルだったので、排ガス規制で一年しか乗れないのを前提に友人から10万で買ったが外見ボロの割によく走ってくれた。
上り坂でもスピードが落ちないし、オートマのクセしてリッター10km近く走る優れもの。ランニングコストがかからないのが嬉しかった。
ただ、ハイエースなんかと比べると、荷室が一回り狭く、後部座席を付けたままだとバイクを斜め積みしなければならないし、二台載せると相当キツイ。

一年経って規制に引っかかったため、部品取り車として0円で海外に飛ばされていった(らしい)。


■ ディグリー 活躍中
知り合いの女の子がもう乗らないというので、せっかくだから引き取ったバイク。
性能にはあまり期待してなかったが、出足がかなりよく、サスでグリップを稼げるため、街中やちょっとした峠ではかなり速い。
加えて燃費がやたらよく、消耗部品がほとんど減らないため、通勤用にはこの上ないシロモノ。

元オーナー曰く、2年以上放置されてたとのことで、最初はキャブの調子が悪く、
オーバーホールしたらなんとか走るようになったが、何度やっても結局上まできれいに回らなかったので、最近キャブをPWK35に換えた。
パワーはでたが、燃費が極端に悪くなってしまい、CVに戻すことを検討中。

あと、マフラーをラフ&ロードののRSVとかいうのに換えてみたりもしたが、そのままだとすさまじい爆音で、インナーサイレンサーを付けると抜けが悪くなって使い物にならなくなり、結局ノーマルに戻した。
ノーマルの性能の良さをまたまた実感してしまった瞬間だった。


■ ゼファー750(教習仕様)
ヤフオクで10万で出てたのを、練習用にと衝動買いした代物。
ただ、教習所からの出物ということで、書類が出てこなかった。
あと、エンジンの調子がひどく悪く、OHに結構な金額がかかってしまい、安物買いの銭失いという言葉を噛み締めた。

しばらく練習用に使っていたが、公道を走ってみたくなって、書付きフレームを買い、「フレーム載せ換え」という暴挙に出る。
しかし、載せ換えが終わり、さあ車検というところで、廃車証明書をなくしてしまい、載せ換えの苦労がすべて水泡に帰したのだった。

とても乗りやすいバイクだが、やはり限界は低く、一生懸命走って速く走れた気にはなるが、実はあまりタイムが出ていない残念なバイク。
あと、小道路転回(足つきターン)の練習をしていたら、教習用のゴツいバンパーが引っかかり、バンパーを支点にしてリアタイヤをスピンさせ、その場で回転する必殺技、「バンパーターン」を編み出してしまったりもした。


■ キャラバンロングGL 活躍中
タウンエースが規制に引っかかって海外に飛ばされてしまったため、代わりに購入したのがこのクルマ。
「バスかよ!」と、三村調で突っ込んでしまうくらいのすごい広さが特徴。

最初はセレナカーゴのローダウンしたやつが欲しくて中古車屋に行ったのだが、荷室が思ったよりずっと狭い上、ゼファーのハンドルが入り口に引っかかって載らないのでガックリくる。
で、隣を見たら、このクルマが置いてあって、あまりの荷室の広さにビックリし、おもわず「これください」と言ってしまう。50万の買い物を30秒で決めるダメな性格は、社会人なっても直っていないことが判明。
後々、この判断は間違ってないことが証明されたけど。

ディーゼルはなんかアウトっぽかったので、ガソリンを選んだのだが、やはりその静かさに驚く。
が、燃料計がみるみる減っていくのにも驚く。リッター平均6.5kmはかなり泣ける。
また、パワーはディーゼルよりあるらしいが、坂道で失速するのがかなり許せない。

荷室はやはり広い。ひょっとしたら、ハイエースより広いかも。後部座席を装着した状態で、バイク二台がゆうゆう積める。
2002年の夏に仙台へ遠征したときは、NSR2台とRG200γ1台と大人3人を載せて行った。もうなにがなんだか。
KSRだったら10台くらい積めそうな勢いだ。今度はゼファーとNSRとディグリーのフルラインナップを積んで、記念写真を撮ってみたい。

あと、あまりにも商用車丸出しだったので、グリルとバンパーを車体色に合わせて塗り、アルミを履かせてやったら、遠め乗用車っぽくなった。近くで見るとバレるけどね。


■ ゼファー750
教習仕様の車検取得に失敗したので、フレームが逝ってない事故車をヤフオクで落とし、教習仕様の方の部品を色々くっつけて、公道を走れるようにしたもの。
最近ヨシムラのメガホンとWPのリアサスを装備した。

なんかエンジンが当たりみたいで非常に調子がいい反面、呪われてるのか、公道で何度か転倒を喫してしまい、ハンドルとタンクとポイントカバーがベコベコになってしまった。
さらに、その際に使用していたスラッシュガードとエンジンスライダーは双方お亡くなりになった。
役たたずめ。

その後、教習用のゴツいバンパーを装備して、街中で秘技バンパーターンを披露などしてブイブイ言わせていたが、後述のCBR600Fを買うための資金源として、ヤフオクで売却された。
けっこう調子が良くて好きだったんで、今も元気にしてるといいなあ。


■ CBR600F
なんかパワーのあるバイクに乗りたいなあー、などと思っていたら、知人が16万でこのバイクを売りに出していたので飛びついた。初めての600。
ちなみにこの時点で所有していたゼファー二台は速攻ヤフオクにて処分。合計で18万4千円。
微妙なわらしべ長者ぶりに乾杯という感じだった。

けっこう距離を走っていたので、足回りのOHやキャブの調整をしてみたら、かなり走るバイクになった。ベースは国内仕様だが、何気に給排気系が逆輸入のものに変更されているらしい。
軽くてパワーがあるのでフロントもリアもポンポン上がり、おまけに吹け上がりとレスポンスが抜群に良いので、回すのが楽しい。
こりゃ油断してると速攻お巡りさんに捕まるな。

それまで、オールラウンドに使えるバイクとしてはZEP750が一番ポイント高いかな、と思っていたが、これはさらにふた回りくらい上回ってるかも。軽いし、いざって時の瞬発力もあるし、なんと言ってもエンジン特性が日本の道にピッタリ。
一応ツーリングとかにも使う予定なんで、適当に色塗って、ビキニカウル等も入れてみたが、このバイクの本領は峠にあるに違いない。


■ '02 DR-Z400S 活躍中
ジムカーナの主力として使っていたNSRがどうにも性に合わないため、色々考え抜いた挙句、購入したバイク。
ヤフオクで3000km走行ってのが、35万円で出ていたので飛びついた。とても程度は良かったが、出品していたのは孫もいるオジサンで、扱いきれないからと格安だったようだ。
その後ロードで使うべく、17インチホイールを履かせて足回りやエンジンなどに手を入れ、ジムカーナで戦えるマシンとして仕上げてみた。
最初はコスト重視でホイールやブレーキ等を選んでいたが、突き詰めると高いパーツを使わざるを得なくなってしまい、買い替えになってかなり泣けた。

コレに決めた理由は、軽量であること、エンジン特性、車体の寿命、転倒時の耐久性、前後足回りのグレードの高さ、等々である。
あと、候補としてリッタースーパースポーツも挙がっていたが、ジムカーナのスピード領域と、最近のマシンのフレーム剛性がマッチングしないんじゃないかと思って止めた。あと、タイヤ代や修理にかかる費用も馬鹿にならなそうだし。

正直、最新のモトクロッサー(をモタードにしたの)と較べると絶対性能はかなり劣る。乗ってみてハッキリ分かるほど重たいし、ピークパワーも出てない。
が、コレの良さは郡を抜いたバランス、乗り易さにある。絶対性能を求めてない分の余裕を、意図的にバランスに廻してるんだろう。限界はNSRに匹敵するほど高く、なおかつ限界を越えた時の挙動はゼファー750並に穏やかだ。
どんな状況においても、コンスタントにタイムを出せる乗り易さや、限界を越えた時の穏やかさは、二回しかタイムアタックができないジムカーナでは非常に大きな武器となる。

過去、色々乗り継いできたバイクの中でも一番のお気に入り。是非ともジムカーナやモタードで勝ちを狙っていきたいところだ。


■ '96 RM125 活躍中
DR-Z400を買い、「せっかく前後17インチにしたことだし、いっちょモタードでもやってみるか」、と決意したのはいいが、実はオフロードをマトモに走ったことがないことに気づいて急遽練習用に購入したバイク。
やはり出所はヤフオクだ。よく考えたら、初めてのモトクロッサーで、初めてのレーサーだった。

所詮125ccだしぃ〜、なんてナメていたが、ちょっと試し乗りをして、足が全然届かないのと、全開をくれてやった時のはじけっぷりにかなり驚く。高速はすんげー回るんだけど、なんというか、ぜんぜんまったく低速トルクがない。常に半クラ握ってないとまともに走らない。
あと、トランポに乗せる時、あまりにも取り回しが軽いので、物は試しで両手で持ち上げてみたら、背筋の力だけで前後輪が浮き上がった。
やっぱレーサーは凄いといろんな意味で感心したのだった。

ちなみに、初めての走行では、友達の元ワークスライダーに先導してもらうという非常に豪華なものだったが、ロードの癖でコーナリング時に体をインに入れてしまい、ものの10秒足らずで転倒した。


■ '99 ZX-9R 活躍中
ヤフオクで、カウルなしアップハン仕様で出ていたのを、まさかこんな値段で落ちやしないだろうと入札したところ、33万くらいで落札してしまった。
どうやら雨ざらしにされていたらしく、いろいろガタが来ていたので整備していたところ、フォークオイル交換の際、途中の手触りが妙で、よーく目を凝らしてみたらインナーチューブが曲がっていたことが発覚。とても残念な気持ちになった。
おそらく、フロントからどっかに突っ込んで、カウルとフォークを壊した為、カウルを取っ払ったのだろう。
あと、キャブの調子が悪いのか、アイドリングから極低速で一気筒死んでるようなバラつきをみせる。べつに加速は鈍くないけど、気分はあまりよろしくはない。
DR-Zを買った時、スーパースポーツも候補に入ってたから、とりあえずお試しで買ったと思いこむことにした。

そんな値段なりのイマイチな状態だったが、整備を終えてそれなりの状態になったところで走らせてみると、どうしてどうして、車体は軽いから前に出るし、ハンドリングもびっくりするぐらいニュートラル。いきなり走らせて、ジムカーナのB級上位選手くらいは走れてしまうのだから、これは元々の性能が非常にいいのかもしれない。
ただ、相変わらずエンジンはバラバラ言ってるし、900ccもあるとは思えないほどピーキーで、パワーバンドに入ったとたんにリアが出る。
それと、想像していた通り、ジムカーナで使うにはフレーム剛性が高すぎるようで、NSRと同じように限界を越えた時にどうなってしまうか分からない怖さがある。

もういいかげん30も近いのだが、勢いだけでバイクを買ってしまう、ダメな性格は未だに直っていないようだ。